昨日、広島市で広島県歯科衛生士会主催の「地域歯科保健研修会」において講演をしてきました。内容は、1)患者の基本情報(現病歴、既往歴、服薬、生活習慣、口腔機能など)、2)歯周病治療の計画と進め方、3)口腔内写真の撮影方法(実習を含む)、4)SPT・メインテナンスの実際という4項目、計4時間にも及ぶ内容にもかかわらず広島県下から約60名もの歯科衛生士の方々が参加されました。参加された方々からは、歯科衛生士という職業に誇りを持っており、少しでも患者様のためになれるよう自己研鑽を積んでいきたいと考えている熱意・心意気が伝わってきました。僕の講演が少しでもみんなのお役に立てていれば幸いです。
歯周病は生活習慣病であり、もはや国民の8割が罹患している言わば国民病です。さらに歯周病は全身に影響を与えるとても怖い病気です。そのような歯周病から全身を守る大切な役割を担っているのが歯科衛生士の方々です。歯科衛生士の誇りとプロ意識を持って一緒にがんばりましょう。