2/7に、漢方の勉強会が広島でありました。そこで、歯周病とピロリ菌の関連について発表してきました。ピロリ菌は胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因とされていることはご存知でしょう。しかし、口腔内にもピロリ菌が生息しており、特に深い歯周ポケットの中に多く存在します。そして、そこから移動して胃や十二指腸に感染している可能性があるという内容で発表しました。
歯周病は全身に悪影響を与えるとても怖い病気なのです。歯周病を治して、健康で過ごしたいものですね。それに寄与できるように努めていきたいと思います。
三原市の歯科医院の院長が綴るエッセー集。
2/7に、漢方の勉強会が広島でありました。そこで、歯周病とピロリ菌の関連について発表してきました。ピロリ菌は胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因とされていることはご存知でしょう。しかし、口腔内にもピロリ菌が生息しており、特に深い歯周ポケットの中に多く存在します。そして、そこから移動して胃や十二指腸に感染している可能性があるという内容で発表しました。
歯周病は全身に悪影響を与えるとても怖い病気なのです。歯周病を治して、健康で過ごしたいものですね。それに寄与できるように努めていきたいと思います。
昨日・今日と東京で行われたインプラントの講演会に参加してきました。インプラントにおける最新情報と技術を学んできました。これらの知識を患者様に還元していければと思います。
久々の東京で、久しぶりの都会を感じてきました。たまには新鮮な風にあたりに行くのもいものですね。
当院での最新医療情報をお知らせしますね。
歯周組織再生手術では現在エムドゲイン+βTCPを主に使用していますが、それよりもさらに再生が見込まれるGEM21Sという再生材料を取り入れました。今までは、手術ができなかった重度歯周病の患者様にも使用できる可能性があります。
次に、保険の部分入れ歯では金属のクラスプ(バネ)が歯にかかるため歯の負担が増したり、審美的にも悪いことがあります。そこで、クラスプのない部分入れ歯を導入しました。利点は歯に負担がかからないことと、審美的に良いということです。さらにインプラントがむずかしい患者様にはも、とても使い勝手のいいものと思います。
ご興味のある患者様はお気軽にご相談ください。
ここ数日とても暖かく、春がもうすぐそこまで来たようですね。何だがうきうきしませんか?
3/8・9とインプラント&骨移植の講習に行ってきました。そこでは、アメリカでの最新医療についての話も聞くことができ、医学の進歩の速さに驚くばかりです。骨再生が今まで使っている薬剤と比べものにならないほどできる薬剤が開発され、もう既に臨床応用されているとのこと。日本は10年以上遅れている感じがしますね。
最新医療を早く、患者様に提供していきたいと思う今日この頃です。
9/21~22まで東京で開催された日本歯周病学会に参加してきました。今回の学会のテーマは「歯周病と全身疾患」「インプラント及び歯周組織再生」についてが主でした。50回記念大会とあってか参加者が非常に多くとても賑わっていました。
今までは抜歯しかなかった歯を再生手術で残し、やむなく抜歯となった部位にインプラントをし、なるべくブリッジや義歯にならない方向へと向かっています。
これからも最新情報を入手し、診療に役立たせたいと思います。また、学会中は医院を休診にしたため、皆様にご迷惑をおかけいたしましたことをここでお詫び申し上げます。
5/19に広島県歯科医師会主催の救急救命研修にスタッフ3名と参加してきました。歯科治療は医科で使用する麻酔より濃度の高い麻酔薬を使用していたり、歯科治療に緊張(恐怖)を感じる患者様も少なくありません。気道確保、人工呼吸、心臓マッサージ、AED等が実際行えることは医療従事者として必然であると思います(このような事態に遭遇しないことが望ましいのですが)。備えあれば憂いなしです。
当院では患者さまに安心して治療をうけていただくため、さらに、質の高い治療を提供していただけるよう院内勉強会を毎週実施しています。スタッフのがんばりに感謝です!!
先日、ワーファリン服用患者様の全身状態、出血・止血状態の確認のため、ある病院の循環器医師に問い合わせをしました。その返事の内容に一部納得できないことがありました。まず、こちらが聞きたい出血・止血の状態(PT-INR値)が記されていないこと、ワーファリン服用患者様の抜歯はワーファリンの休薬が一般的との返事でした。一昔前ならうなずける内容ですが、現在は休薬による全身への危険性のため出血がよくコントロールされている(PT-INR値が3以下)患者様の場合は休薬をせずに、抗生剤の前投薬のもと、局所で止血を行うのが一般的になっています。
大学病院勤務時代、有病者・易感染(免疫力低下)患者様の歯科治療に携わるチームに属していました。抗がん剤治療予定患者様や臓器移植予定患者の口腔内の徹底した感染源除去を医科の医師と協力して行っていました。
口腔は全身の臓器の一つです。医科の医師ももう少し歯科(口腔内)に関心を持っていただきたいと思う今日この頃です。もちろん、私を含めて歯科医師は全身疾患についての最新の知識をもつ努力を怠ってはいけないと、痛切に感じています。身近で医科と歯科が協力して情報交換や勉強会ができる機会が多くあればばいいのですが。
子供(小1)の近視が良くなる様に福山市にある視力トレーニングセンターに通っています。僕は近視で高校生の頃からメガネをかけていますが、なるべくなら子供のうちはメガネをかけないですむようにと福山市まで週1~2回妻が送っています。三原から福山までの通院は大変です。少しでも良くなればいいのですが!
私の医院にも福山市や遠方から来られる患者様が数名おられます。その大半は歯周病の患者様で歯周組織再生手術を行っています。遠くからの通院、本当にありがとうございます。そして、私の知識と技術が歯周病で苦しんでいる患者様のお役に立てればと願っております。これからも最新&最良医療の提供をしていきますので乞うご期待を!
昨年の12月から三原市内の情報誌「ハラジン」への連載、また今年の1月から広島県東部と岡山県西部の経済誌「経済リポート」に歯周病について連載しています。
地域の方々に歯周病の正しい知識と最新治療についてお知らせして、歯周病は怖い病気であるけれど、治る病気であることを解っていただけたらと思い書いています。微力ではありますが、日々の診療だけでなく、医療情報の発信も専門医の役目だと思っています。
1/13~14にかけてパシフィコ横浜で「日本病態栄養学会」が開催され、参加してきました。医師や栄養士が約2000から3000人参加していたとのことで、歯科医師の参加はほとんどありません。
その学会で「糖尿病患者における歯周病と虚血性心疾患の関連」について発表しました。口腔内の病気が全身に影響することを医科の先生方に知ってもらうことが目的です。昨年から発表していますが、今後も続けていき、多くの医科の先生方にアピールしていこうと思っています。